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| ストレスと病気 |
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| 磐田市立総合病院 内科 医長 寺田雅彦 |
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日常生活はストレスに満ちています。職場、家庭、学校など様々なところにストレスがあり、それらが病気の引き金になることもあります。
ストレスとは、個人、社会の価値や関係を害する全ての生活体験の事を指しますが、決して全てのストレスが人の身体や社会生活に害を与えるわけではありません。
例えば、スポーツ選手に対する精神的重圧といった一種のストレスは、協議の結果にいい影響を及ぼすこともありますし、多くの人はストレスを受けても大きな身体の不調をきたすことはありません。私達は意識的・無意識的に、自分を守るためにストレスを取り除く努力をしたり、家族や友人のサポートを得ることでストレスを解消し、心理的にも身体的にも健康な状態を維持しているわけです。
それでは、ストレスがとても大きく、取り除くことが困難な場合はどうでしょうか。そんな時、人は無意識のうちにいくつかの心理的防衛機構を使うといわれています。
その一つに「身体化」 があります。簡単に言うと、ストレスから逃れるために、頭痛や腰痛といった身体症状に問題点を置き換えて、そのストレスから解き放たれようとするのです。痛みがあれば医師も原因を明らかにするために様々な検査や治療をします。しかし、その人は原因となっているストレスに気付くことなく、ますます身体的問題に閉じ込められてしまうかもしれません。
現代のようなストレス社会においては、さまざまな症状に対して疾患という観点だけでなく、ストレスに対する心理反応といった観点からもアプローチしていくことが大切です。
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